2013年11月12日火曜日

『トヨタ自動車』に関する無駄な知識。

「トヨタ自動車」に関する無駄な知識。


① トヨタ自動車の創業者、現在の社長、豊田章男社長の苗字は、「トヨタ」ではなく、「トヨダ」


・ トヨタ自動車のリコール問題でアメリカの下院公聴会に出席した「豊田章男」社長は、英語で「私は創業者の孫であり、すべてのトヨタ車に私の名前がついています。」、「私に撮って車に傷がつくことは私自身が傷つくことです」と、発言した。が、実際の苗字は、「トヨダ」。
・ なぜ、「トヨタ」にした理由は、濁点がない方が響きが良いことと、カタカナで書くと「8文字」で縁起がいいからという理由。

・ ちなみに創業当初は、ロゴや刻印、エンブレムも英語で「トヨダ」、「TOYODA」
を使用していた。

② 愛知県「豊田市」は、もともと「挙母(ころも)」市という市名だった。


・ 本格的に自動車産業が軌道に乗り始めた1958年、商工会議所から市宛に市名変更の請願書が提出され、「挙母市」派と「豊田市」派と論議が展開されたが、1959年1月に「豊田市」に変更された。

・ ちなみに「鈴鹿市」も本田技研工業の鈴鹿製作所にあやかり、市名を「本田市」に変更をしようという動きがあったが、創業者の「本田宗一郎」が古来より伝統ある市の名前を一企業の名前に変更すべきではないという考えで、丁重に断ったという逸話がある。

・ トヨタ自動車の本社住所は「愛知県 豊田市 トヨタ町1番地」となっている。

・ 旧市名の「挙母」は、奈良時代から以降1300年間、称されていた歴史ある土地。

 

③ トヨタ自動車は、もともと「織り機」の製造がスタートした。


・ トヨタ自動車は、豊田佐吉が創業した「豊田自動織機製作所」(現在の豊田自動織機)に1933年9月に開設された自動車部が起源である。

・ その後、織機制作における鋳造・機械加工技術等のノウハウを活かし1935年に自動車を製造、1937年に独立し「トヨタ自動車工業株式会社」が設立した。

・ ちなみに、「豊田自動織機」は現在も繊維機械の製造も行っている他に、「ヴィッツ」「RAV4」「マークXジオ」「フォークリフト」も生産している。

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豊田自動織機のG型自動織機

④ 三菱銀行と住友銀行は大っきらい??


・ 戦後の混乱で経営危機に会った際に帝国銀行(後の三井銀行(現在の三井住友銀行))を中心とする銀行団の緊急融資の条件として販売強化の為に「トヨタ自動車販売株式会社」が設立された。この時に融資に協力した三井銀行と東海銀行がメインバンクとなる。この際に逆に貸付金の回収をした、三菱銀行と住友銀行は、三菱は、東京銀行と、住友は三井銀行の後進であるさくら銀行と合併するまで約50年間も口座の開設・取引をすることはなかった。

⑤ トヨタ自動車は実質的「無借金経営」


・ 財務諸表等を見ると「流動負債、固定負債、金利負担など」の有利子負債が存在するが、日本企業初の連結経常利益1兆円を超え、さらに2004年3月期の通期決算では連結純利益(米国会計基準)でも日本企業初の1兆円超えを達成した。この前後に当時の経営陣が「今後は新たな借入をすることはなく、あがる利益の範囲内で投資をしていく」と表明して以来「無借金経営」と言われるようになった。(ちなみに、アメリカのアップル社でさえも無借金経営から転換するようになったので、無借金経営がいかに難しいことが分かる。)

・ 上記のように多額の資金・内部留保を持っている(13兆円程度)為、トヨタに貸せる会社は「トヨタ」しかいないと言われている。

⑥ 幻の航空機計画


・ 戦前に航空機を開発していたことが明らかにされている。

・ 現在はトヨタ自動車が筆頭株主の富士重工業が航空宇宙部門をもっていること、最近では、三菱重工業が主体となっている国産旅客機「MRJ」に対して資本参加を発表するなど、航空産業への積極的な思いが垣間見られる。

⑦ トヨタのロゴに隠された意味


・ お馴染みのトヨタのロゴは、「TOYOTA」を表している。
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